糸島富士・可也山小富士ルートの話
10月12日 天気晴れ 気温24℃
こんにちはスーダンブラウンです!
私が個人的に、福岡の中で1番推している低山の可也山に登ってきました。
綺麗な円錐型の山で糸島市全域から見ることができるため知っている人も多いかと思います。
糸島富士と呼ばれる郷土富士の一つで、その名に恥じない美しい山です。
特に好きなのが標高365mという語呂の良さ。
僭越ながら可也山の紹介をさせていただきます!
目次
コース
今回の登山コースは『小富士ルート』になります。
可也山には3つのルートがあって
『師良ルート』が一般的で人気があります。
『親山ルート』というのもあるんですが、あまり登る人はいないようです。
師良ルートは3回程登ったことがありますので、未踏のルート『小富士ルート』で登ります。
このルートは山頂近くで他のルートと合流します。
登山口
小富士梅林が登山口になります。
車は梅林近くの『小富士研修所』に停めさせてもらいました。10台くらいは停めれると思います。
実質研修所からスタートなので海抜0メートルから登ることになります。
梅林の道をまっすぐ登っていくと、アスファルトが途切れ、荒れた山道に繋がってます。
看板があるので間違うことはないでしょう。
登山道
👆が登山口?の看板です。1.5km(真偽不明)の道のりみたいです。大体1時間で山頂には着きます。
登山道ははっきり言って荒れてます…
最初のうちは『→可也山』みたいな看板が出てきますが非常にわかりづらい!
本当に迷いそうになるギリギリになるとこの看板が出てきて事なきを得ます。
このコースを選択される方は覚悟して下さい。
師良コースを登って可也山好きになった方、結構多いと思います。
私もその1人です。
可也山は福岡1の美人山だ!なんて言ったりもしていました。
今日までは。
師良ルートの可也を"福岡1の美人"と例えるなら、この小富士ルートの可也はさながら"九州男児"。
師良可也ちゃん、小富士可也君とでも言っておきましょう。
話はそれましたが、荒れた登山道、しかも急登を登っていくと岩群が出てきます。
特に注目したいのが下の岩。
岩の割れ目から気が生えています。
生命力の強いこと強いこと。
👆はこのコースの滑落ポイントです。
こんな感じで滑りやすい道が何箇所がありますので要注意。
私は下りで滑りました。
コースの分岐
50分くらい登ると師良ルートとの合流が出てきます。
看板には梅林まで2500mとあります。
登山口には1.5kmとありました。
寸法が合わないが気にしない!
この分岐からは嘘みたいに登りやすいです。
途中に『可也神社』が出てきます。
神社の看板に可也山の歴史や文化が詳しく記載されてますのでお見逃しなく。
え?ここが山頂
神社の脇を直進すると鉄塔が出てきて少し景色が見えたり。
さらに進むと不意に山頂が出てきます。
👆ここが可也山山頂です。
意外と地味なんですよ笑
可也山と言ったら山頂からの景色ですよね?
インスタやネットで眺望を見て楽しみにしてきた人も多いはず。
安心なさい。
100m先に展望台があります。
絶景の展望台
山頂から100m進むと展望台に出てきます。
控えめに言って最高の眺めです。
今日は天気が良くて、双眼鏡を持っているおっちゃん曰く沖ノ島が見えるとのこと。
33歳裸眼の私にもうっすらと水平線に浮かぶ沖ノ島が見えました!
双眼鏡のおじさんと到着したばかりのおじさんと3人で喜びました。
糸島市の登山タグも置いてあります。
本当に最高の景色!ありがとう!可也君!
下山も小富士ルートですが、この時ばかりは下山のことは忘れて眺望に酔いしれましたとさ。
次の休日は可也山・師良ルートで決定!
九州百名山・立花山の話
7月20日 天気晴れ 気温34℃
こんにちはスーダンブラウンです。
九州百名山の中でも特にお手軽な山、立花山を登ってきました。
標高367mと九州百名山の中で2番目に低い山でもあります。
福岡市東区のシンボル的な山で、特徴的なふたコブ(博多方面からは3コブ)の形は見たことある人多いのではないでしょうか?
隣の三日月山との縦走が一般的ですが、今回は立花山単体で登りました。
目次
コース
新宮町側の立花口登山口から大クスを見て山頂を目指します。
登山口
今回は立花口登山口。
登山口近くには40台ほど停めれそうな駐車場とトイレがあります。割と綺麗なトイレでした。
トイレの前に看板があります。
看板の示す方面に進んでいくと登山口があります。
ここから山頂までちょうど1,000m。
時間は30分程度で登り終えてしまいます。
なんども言いますが、九州百名山です。
登山道
登山口からすぐに『なぎの大樹』なるものが出現します。
この後に見る大クスからすると大したこと無い大きさです。よく大樹と名乗っているなと、下山時には思うでしょう。
水場もあります。
湧水というより雨水?飲むのは控えたほうがいいかもしれません。
比較的登りやすい登山道が続きます。
34℃の猛暑ですが、登山道は涼しく気持ちがいいです。
👆の写真のように持論を展開するくらい気持ちが良くなってます。
『一本杉』という名所も出てきますが、災害で倒れていました。
大門クス
石垣跡の分岐が出てきますがここを直進します。
するとすぐに『大門クス』が出てきます。
別名『お母さんクス』
大きな楠です。この後も名前の付いた楠が出てきますが、唯一触れる有名楠らしいです。
分岐
山頂と大クスの分岐です。
大クスを見るために直進します。
この先の楠の原始林の中に大クスがいます。
分岐には屏風岩という大きな岩がありました。
苔がびっしり!
疲れた方はここで一休み。
大クスへ
分岐を直進すると大クスまでの看板が何個か出てきます。
看板に書いてある距離の割に中々姿を表してくれません。
そんなこんなで不安になりながら進むと『孫クス』という新キャラが出てきます。
お孫さんもいたんですね。
👆これが孫クスです。
お母さんクスより大きいような気がします。
さらに進むと…
大クス、別名立花山クス。
立派な楠です。大きすぎてカメラに収まりきれず。
目に焼き付けろ!
『森の巨人たち100選』という巨木100選に選ばれています。
引き返し山頂へ
先ほどの屏風岩がある分岐に戻ってきました。
ここから山頂を目指します。
途中に『立花城古井戸』の看板と分岐が出てきます。
名島城の貴重な飲料水だったようです。
あとは擬木のステップなどで歩きやすい登山道を登るだけ!
立花山山頂です。
標高は367mと低い山ですが眺望は抜群!
福岡市内が一望できます。
かなり多いペースで自分の目線より低い高さを飛行機が飛んでいきます。
都会の間中に空港がある福岡ならではの光景に感動することでしょう。
今回は平日でしたがたくさんの方が登山を楽しんでいて立花山の人気具合を感じることができました。
このコースはゆっくり行っても休憩を入れて往復1時間30分程度です。
時間と体力に余裕がある人は隣の『三日月山』への縦走をおすすめします。
次の週末は立花山へ行こう!
九州百名山・古処山の話
8月26日 天気くもり 気温30℃
こんにちは、スーダンブラウンです。
九州百名山登っとかんと!
はい、というわけで近所の九州百名山・古処山に行ってきました。
12年ぶり2度目の古処山になります。
どんな山だったっけ?久しぶりすぎて忘れてしまった。
目次
登山コース
秋月登山口から5合目登山口を経由し、ツゲの原始林を通って山頂へ。
原始林から山頂までの間に『奥の院』『大将隠』を見て行きます。
秋月登山口
筑前の小京都、秋月の城下町を抜けると秋月登山口が出てきます。
4.50台程停めれそうな駐車場があるので車でOK。
駐車場から5分くらいで『九州自然歩道』の登山口が出てきます。
登山口から2.7kmの登山道です。
大体2時間くらいで山頂に着きそう。
渓流沿いをゆく
登山口から5合目駐車場まではずっと渓流沿いを歩いて行きます。
途中何箇所か小さな滝のようなものも出てきます。
滝と思った人には滝!そのくらいの滝です。
登山口付近の渓流は細いですが少し登ると落差のあるダムのようなところが出てきます。
ダムの上は川幅が広がって、途中何度か渓流を渡って登って行きます。
2017年の豪雨災害の影響で登山道が途絶えてしまうところも出てきます。
ここは迂廻ができるので問題ありません。
登山口から1時間ほど登ると不意に5合目駐車場が出てきます。
5合目駐車場
車は5台程度停めれます。
ここから登るとだいぶ楽かもしれませんね。
今回も4台くらい停まっていました。
途中登山者とすれ違わなかったので、ここに停めている人は嘉穂アルプスを縦走する人が多いのかな?
段々と急登に
6合目を過ぎたあたりからいきなり急登になります。ここからが体力を使うところ。
途中渓流を横断したりしますが、登山道はしっかりわかりやすいので体力さえあれば問題まりません。
6合目からは『○合目』の看板がありました。
古処山は石灰岩が露出していて白く見えることから『白山』と呼ばれていたとか。
7合目くらいからは石灰岩が良く出てきました。
水場をもとめ水舟へ
山頂付近に水舟という水場が出てきます。
手桶があったので飲めるだろうと思って飲んでみましたが、不味すぎる!
恐らく昨晩の雨で泥が混じってたんでしょうね。
昔泥水が口に入った時と同じ味がしました。
分岐
水場を過ぎると山頂方向とツゲの原始林方向の分岐が出てきます。
ツゲの原始林を経由すると25分。
そのまま山頂を目指すと15分。
思いの外体力を消耗していたので15分のコースを選択。
分岐を左へ。
花田比露思先生の歌
分岐を過ぎると花田先生の歌の看板が。
方向的に引き返す方だったので行くか迷いましたが、たったの25mとのことだったので歌を見に行くことに。
道を間違えた先にツゲの原始林
花田先生の歌を見に方向転換したが、先生の歌どこ!?無いやん!
見落としたか?
結構歩いたが無い!とっくに25m以上進んでしまっている。
そして気がつくとツゲの原始林に入っている。
ということはさっきの分岐の25分コースの方に来てしまったことになる。
とほほ。
まあここまで来て引き返すのもアレなんで。
どうせ山頂には着く。
そのまま行くことに。
ツゲの木はそこまで背が高くなく、独特の小さな葉をたくさん付けている。
ツゲの原始林は全国的にも珍しいらしい。
キラキラ輝くカメムシもいるらしいが見つからず。
怪しい雰囲気に包まれた原始林を抜けると分岐の看板が。
ここから屏山にも縦走できます。
嘉穂アルプス縦走はいつかしてみたかったが意外と体力いるんだな。
ここまでくるだけでへとへと。
このコースだと山頂よりも奥の院・大将隠が先に見れるので最後に山頂に行くことに。
花田の歌のお陰でコースがコロコロ変わる。
奥の院・大将隠
分岐から奥の院までは10分くらいで行けるけど、苔で滑る岩場を登らないといけないため、結構危険です。
実際に奥の院と大将隠の間で滑ってしまい足を負傷したので要注意!
まずは奥の院
岩と岩の隙間が1メートルほど。
高さは8メートルくらいあるのかな?
夏なのに白い息が出るほど冷気に包まれていました。
続いて大将隠
ここは岩と岩の間が3メートルくらいは空いている。
大将を隠してもすぐに見つかってしまいそう。
ここは12年前に来た時のことを覚えている!
そして夏なのに寒い!
足も負傷したのでテンション低いまま山頂へ。
山頂
大将隠から10分くらいで山頂の裏側に出ます。
いやーここまで長かった。
山頂も記憶が蘇ってきたぞ!
この金色の祠と玉が懐かしい。
残念ながら曇りで眺望が0でしたが、晴れた日はダムや朝倉市内が見渡せます。
確か前回来た時も曇りで眺望0だったはず。
これは3度目の正直でリベンジせねば!
その時は花田先生、すみません!
あなたの歌はスルーします。
糸島の絶景低山・二丈岳の話
2022年9月30日 天気晴れ 気温28℃
こんにちはスーダンブラウンです。
糸島市の名峰、大人気の二丈岳に行ってみました。
4年ぶり2度目の二丈岳になります。
登山系のインスタを見ると結構おしゃれな感じの人達が登っている二丈岳。
33歳、まだまだ若いと思っている私もおしゃれ登山家の仲間入りがしたく登ってみることに。
誠に僭越ながら二丈岳の紹介をいたします。
目次
コース
今回の登山コースは、ゆらりんこ橋から二丈渓谷を通り、加茂神社を経由し山頂を目指す定番コースです。
ゆらりんこ橋から登山開始
ゆらりんこ橋の横に40台ほど駐車できる駐車場があります。
トイレもあるので安心。ここから登山を始めます。
トイレ横の階段を登ればゆらりんこ橋が出てきます。
9月末だったけど駐車場の金木犀が満開で幸せなお香り。
秋を感じますね。
二丈渓谷遊歩道
ゆらりんこ橋を渡り終えると『二丈渓谷遊歩道』の看板があります。
ここの階段から本格的な登山道が始まります。
少し歩くと渓流が見えてくる。
川のせせらぎが爽やかで夏は最高な雰囲気ですね。
比較的登りやすい登山道で、調べて見たら
昭和30年代まで真名子集落の子供達の通学路として使われていたとか。
以前来た時は子供達の雨宿りスポット『家の石』があったのだが今回は見つけられず。
悔しい。
↑4年前はしっかり写真撮ってた
渓流横を歩くこと30分、立派な滝『明神の滝』が出てきます。
明神の滝
落差のある3段の滝。
なかなかの水量で迫力のある滝。
YouTubeのサムネはここで撮りました。
YAMAPの丸パクリなので怒られたらサムネ変えよう・・・
遊歩道を少し登ったら滝の上の方も見ることができます。
ここから10分程で賀茂神社に出ます。
加茂神社
遊歩道から来ると賀茂神社の裏手にできてきます。
できるなら鳥居から入りたいものだ。
意外とこじんまりした神社で社には鍵がかかっていて開かないようです。
一礼し『木の香ランドキャンプ』近くの登山口へ。
西登山口
神社前の林道を池に沿って5分ほど歩くと『西登山口』が出てきます。
ここから再び登山開始。後半戦の始まり。
前半の遊歩道と違って完全に山道。
途中、林道が出るがまっすぐ突き進む。
切り株の顔に挨拶を忘れずに。
スパンと切れた石も出てきます。
4年前と変わらずスパンといい切れ味。
謎の広場を抜けると急登になります。
謎の広場で一休みしよう。
さあもう一息。
渓谷の遊歩道と違って静かで落ち着いた山道が続きます。
最後はロープが張られた急登。
ここからちらっと糸島の海が見える。
本当にちらっとね。
期待が膨らむこと請け合い。
山頂
山頂に到着しました。
今回は1m程のシマヘビが迎えてくれた。
尻尾を捉えたが岩の下にもぐられて逃してしまった。
爬虫類を見つけたら捕まえたくなりませんか?
途中トカゲは3匹ほど捕まえました。
山頂看板と登山タグ。
糸島の登山タグは無料で1人一個までもらうことができます。
山頂看板からの眺望はそれほど良くない。
さらに進むと絶景スポットがありますよ。
最高の景色。
インスタなんかでも良く見るやつ。
糸島市内、糸島の海が一望できます。
東の方は立花山まで確認することができる。
眺望最高です。
いやーしかし、今回の登山YouTubeで振り返ってみると全然おしゃれじゃないな。
いや、私のおしゃれ道は始まったばかり。これから頑張る。
若者たちにも人気の山、『二丈岳』
次の週末にどうぞ!
YouTubeもよろしく↓